内田鋼一 Kouichi Uchida (1969-)

陶芸 Ceramic

陶芸家、造形作家、古美術収集家、アートディレクター。 愛知県名古屋市⽣まれ。愛知県⽴瀬⼾窯業⾼等学校陶芸専攻科修了後、三重県四⽇市市に移り住み、製陶所でろくろを引く賃引きの仕事をしながら作品制作をおこない、21 歳で初個展。1992 年に23 歳で窯を築く。世界各国の窯業地を巡り、現地で住込み、働きながらその⼟地の⼟、窯でやきものを制作、研究を重ねる。陶芸界の徒弟制度の中で育ってきたのでも、⼤きな会派で受賞歴を積み重ねてきたのでもない。師も持たず、会にも属さないまま個展活動を中⼼に歩んできたが、2003年には弱冠33 歳にして三重県菰野町にあるparamita museum にて⼤規模な個展が開催され、その記録が『UCHIDA KOUICHI』(求⿓堂刊)として出版される。

 

現在は現代陶芸の旗⼿といえる活躍振りで、イギリス、アメリカ、イタリア、オーストラリアなど海外への出展を頻繁にこなし、国内のどこかで毎⽉開かれている展覧会では、前⽇から並ぶ⼈もでるほどで、古美術商が将来のために持っておきたい作家の⼀⼈といわれる。作品は武者⼩路千家若宗匠の千宗屋や現代美術家の杉本博司を魅了し、「呼⽉」や「はせ川」「よし井」、世界で⼀番のレストラン「noma」が東京にポップアップレストランをオープンした際の⾷器に選ばれるなど、多くの料理⼈にファンを持つ。2015 年11 ⽉に三重県四⽇市市に私設美術館『BANKO archive design museum』を設⽴し、万古焼だけではなく、無名性のなかの⼯夫に注⽬した常設、企画展を通し、美術、⼯芸、デザインなど独⾃の⽬線、切り⼝で各⽅⾯に発信している。

 

⼭⼝県⼤津島の⼀棟貸しの宿「只只」、富⼭の内藤廣⽒の建築による宿泊施設「RIVER RETREAT 雅楽倶」、三重県菰野町のアクアイグニスギャラリー「温 on」、12棟のヴィラの⽴ち並ぶ「湯の⼭ 素粋居」、三重県多気町にある⽇本最⼤級の複合リゾート施設「VISON」のアートを含んだプロデュースなど他、陶芸のみならず⾦属作品や店舗デザインなど多岐にわたるアートワークを発表し続け、各⽅⾯で⾼い評価を得ている。著書に作品集「UCHIDA KOUICHI」求⿓堂、「MADE IN JAPAN」アノニマスタジオなどがある。

 



<美術館、アート展>

1999 「東海の陶芸」展(名古屋国際会議場・愛知)

2000 「うつわをみる 暮らしに息づく⼯芸」展(東京国⽴近代美術館⼯芸館)

2003 「UCHIDA KOUICHI」展(Paramita Museum・三重)

2004 「静謐なかたち 内⽥鋼⼀ Uchida Kouichi works2003-2004」展 (4th MUSEUMRIVER RETREAT 雅楽倶・富⼭)

2006 「陶芸の現在、そして未来へ Ceramic NOW+」展(兵庫陶芸美術館)

     “SOFA Artfair”(ニューヨーク) JAPANESE CRAFTS (ギャラリーベッソン・イギリス・ロンドン)

2008 「新進陶芸家による『東海現代陶芸の今』」展(愛知県陶磁資料館)

   「ART IN MINO ʼ08 ⼟から⽣える」(市之倉窯場跡、⼤川採⼟場他、岐⾩)

   ”melbourne Art Fair"(オーストラリア・メルボルン)

   ”Rosso:Uchida Kouichi"(Daniela Gregis・イタリア・ベルガモ)

    「aim(art in mino) '08・⼟から⽣える」展(多治⾒市、⼟岐市、瑞浪市・岐⾩)

2009 「第43回『明治村茶会』⽇本庭園、野点席席主担当」(愛知県⽝⼭市明治村)

2010  「第 3 回智美術館⼤賞展現代の茶-造形の⾃由」展(菊池寛実記念 智美術館・東京)

    「茶事をめぐってー現代⼯芸の視点」展(東京国⽴近代美術館⼯芸館)

2011 「“MADEIN JAPAN” 内⽥鋼⼀ collection」展(museum as it is・千葉)

    「⽩磁・⻘磁の美 ―伝統と創造」特別展⽰

       「内⽥鋼⼀ 茶の空間」展(樂翠亭美術館・富⼭)

    「井上有⼀・内⽥鋼⼀」展(箱根菜の花展⽰室・神奈川)

    「作る⼒ CREATORS FOR EVERY DAY LIFE」(⾦沢21世紀美術館、⽯川)

2012 ⼤地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012」(新潟)

    「交差する視点とかたち」札幌芸術の森美術館、北海道⽴釧路芸術館

   “SOFA Artfair ”(シカゴ)

2013 「UCHIDA KOUICHI」展(Paramita Museum・三重)

2015 「内⽥鋼⼀ ⼿と眼」展(樂翠亭美術館・富⼭)

   三重県四⽇市市に私設美術館「BANKO archive design museum」を開館

2016 「⼯藝を我らに」(資⽣堂アートハウス・静岡)

2017 「沼波弄⼭⽣誕三百年 BANKO 300TH」 総合プロデューサーに就任

2018   沼波弄⼭翁 ⽣誕三百年 企画展

   「萬古焼の粋―陶祖 沼波弄⼭から現在、未来に繋がる萬古焼」(ばんこの⾥会館、三重)を企画、監修

2019   Art Fair TOKYO 2019 出展(Gallery NAO MASAKI)

  「内⽥鋼⼀展―時代をデザインする」(兵庫陶芸美術館)

  「平成30年度⽇本陶磁協会賞」受賞

2020  三重県の菰野町にある「湯の⼭ 素粋居」の設計デザイン、アートワークの監修及び総合プロデューサーに就任

2021 「近代⼯芸と茶の湯のうつわ −四季のしつらい−」(国⽴⼯芸館、⾦沢)

   三重県多気町にある⽇本最⼤級の複合リゾート施設「VISON」にて

   KATACHI Museum、ギャラリー「泛⽩ uhaku」をプロデュース

2022 BRAFA Art Fair (ベルギー)出展予定(Gallery NAO MASAKI)

 

<個展>

Galerie Besson, London、黒田陶苑、Gallery Yamaki Fine Art、他多数

 

<コレクション>

兵庫県兵庫陶芸美術館、資生堂アートハウス、paramita museum、樂翠亭美術館、他多数



 

<書籍>

2015 「知られざる 萬古焼の世界: 創意工夫から生まれたオリジナリティ」誠文堂新光社

2014 「形の素」美術出版社

2011 「MADE IN JAPAN 素のものたち」アノニマ・スタジオ

2004 「茶の箱」ラトルズ

2003 「UCHIDA KOUICHI」求龍堂

At Gallery NAO MASAKI (a.k.a. Gallery feel art zero)

<Solo Exhibition>

2021 「礎・素/鉄と土」

2018 「SIMPLE FORMS」

2015 「うつわのある空間」

2011 「像 HITOGATA」

2008 「born;生まれくるかたち」

<Group Exhibition>

2020 「編む ~桑名・MARUYO HOTELにて~」

2019 「辻徹追悼展」

2013「内田鋼一×小田康平サボテン器宇宙」

2012 「アーティストによる家具展」、「縁起モノ展」

2009 「エジプト帰り展」