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vol.143

Guido De Zan ​グイド・デ・ザン

Bianco e nero, Disegno e scultura

白と黒、描と像

2022.2.11(土) - 2.26(日)

Open : 13:00 - 19:00

Closed : 火曜・水曜

 ギャラリーを始める前に営んでいたセレクトショップの一角でグイド・デ・ザンの展覧会を開催したのは今から18年前。イタリアで活躍した彫刻家・豊福智徳氏の娘であるジュエリー作家の豊福夏子氏の紹介で工房を訪れた縁であった。物語の断片のような陶の彫刻たちは、静かなのに自由でお喋りで楽しげに空間に現れ、想像を掻き立てる小さな世界に夢中になり、半年後には私はアートギャラリーを始めていた。

 昨年、久しぶりに再会した彼の手から生まれる線やカタチは、やはり、特有の空気感と表現でこの世界にリズムを与える。かつて、世界的なデザイナー、ブルーノ・ムナーリはグイド・デ・ザンの作品について「自然界においてヘビの皮とカタツムリの皮が違うように、別の形には置き換えることが出来ない表面」と、アーティストが探求し構成する創造的な要素をデザイナー的な目線で読み解いている。グイドが独自の視点で生み出す作品たちはアート、デザイン、クラフトの境界を軽々と超えて、描と像とを自由に行きかうのである。

 

Gallery NAO MASAKI 正木なお

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Guido De Zan

1947年イタリア・ミラノに生まれる。精神科医のアシスタントとして、学習障害をもつ子供たちの支援の分野に8年間従事した後、1978年にミラノに陶房を構える。マジョリカ、パエンツァなどの経験を経て、楽焼きに出会い10年間研究。80年代後半より、磁器と炻器による制作を始め、彫刻やオブジェなどを中心に制作を展開。1990年代より陶の表現に加え、版画やパステル画、油絵などさまざまな技法や素材を使用した新たな表現方法を追求している。

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