Art Fair Tokyo 2019

2019.3.7 - 3.10

KATACHI - 現れるカタチ

 

  アーティストは【自己】の表現のために様々な素材や事象に向かい合いますが、今回の作家たちは【今】に対峙し、そのカタチを日々の中で、呼吸をするように生み出していきます。生きる過程こそが重要であり、そうして現れるカタチは意志や個を超えて空間や他者と繋がります。

今回、私たちがご紹介する二人の作家、内田鋼一と中西洋人を中心にした作家たちは、コンテンポラリーアーティストとは全く反対ともいえるあり方でその作家人生を切り開いています。陶芸家、内田鋼一は世界中を旅して、その土地の様々な土の個性や美しさを見いだす目を養いカタチを生みだします。一方、彫刻家、中西洋人は、受注型家具を作る職人として始まりますが、木を単なる材料として扱うことに疑問を持ち、より眼の前にある生命そのものと向き合いたいと望むようになります。朽ちた部分やウロ、虫喰いですら、その木、本来の魅力であると感じたのです。

 

内田鋼一は1992 年に自身の作陶所を設立し、中西もまた2008 年にアトリエを構え、ある意味、創ることと生きることが一体になった生活の中で創作を続けています。彼らの作品は、何か特別なコンセプトを表現しているわけではありません。特別な目や技(art)、それぞれの対象から見つけ出された、自身の感性を呼び覚ます行為から生まれ現れる「痕跡、カタチ」そのものなのです。

Gallery NAO MASAKI  正木なお

出展作家:内田鋼一 Kouichi Uchida / 中西洋人 Hiroto Nakanishi / ハシグチリンタロウ Lintalow Hashiguchi

会期:2019年3月7日(木) ー 3月10日(日) 

会場:有楽町東京国際フォーラム ホールE booth:G43