vol.74

太陽系時空間地図地球暦　しくみ　

イロすなわちこレソラ

日栄一雅　Kazumasa Hiei

2014.10.4-10.19

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2014年10月、feel art zeroの空間は不思議な２つの展覧会が交錯する。

 

第一弾は、[しくみ]

無と有の世界は、即ち、0と1の世界である。

そして、その二つを生み出す空。

生きとし生けるものが身を置くこの世界のしかけを

サウンドアーティスト、日栄一雅がテクノロジーを使って表現し、その空間構成を木工家、川合優が手掛ける。

 

そして第二弾は、[あそび]

今回で4回目となる[feel art helios]

私達が生きているこの世界、目に見えない「時間」という存在を、太陽系という壮大な空間を視覚化させることで、ひとつの大きな世界観を見せてくれる、太陽系時空間地図 地球暦。

毎回、新たなキーワードを軸に深まる、杉山開知の研究と考察を音や形などに変換し、さまざまなパブリックアートとして繰り広げている。

 

この２つの『しくみ』と『あそび』からなる空間は互いに世界観を貫きながら、なにか大きな歯車で繋がりわたしたちの世界へメッセージをなげかけてくれるに違いない。

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​正木なお

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しくみ

si・ku・mi

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イロすなわちこレソラ

 

雲間からわずかに太陽の光が降り注ぐように

雨粒が地上に降り立ち、

大地の全ての生命に恵みをもたらすように

この世界は目に見えない何かによって完璧に動いている

時にそれを、人は法則と呼び、神と呼ぶ

計り知れない天のしくみ

 

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日栄一雅 / hiei kazumasa

 

サウンドアーティスト。1990年代よりコンピューターを使った音楽制作を始め、人や自然の作り出す現象をインタラクティブに音に変換するサウンドアート作品を国内外で発表する。

 

空間協力

 

川合優 / kawai masaru

 

木工家。1979年岐阜県に生まれ、京都精華大学建築専攻、卒業後飛騨にて木工を学ぶ。2007年に独立後、木についてその凄さに驚嘆する日々の中、岐阜県美濃加茂市にて制作をする。

 

Special thanks to Izuru Mizutani, LISN