ルーシー・リー  Lucie Rie(1902 - 1995)

​陶芸家 potter

1902年、オーストリア、ウィーン生まれ。陶芸家。20世紀後期のイギリスを中心に活動。本名はルツィエ・ゴンペルツ (Luzie Gomperz)。白いエプロン、白い服、白いスニーカーで作品をつくり続けたことでも知られ、また、もともとは生活を支えるために始めた、オートクチュールの洋服に合わせたボタンづくりが後の釉薬のバリエーションに繋がったことでも有名。彼女の作品は、年代によってイメージが変わっており、搔き落としなど伝統的な手法も取り入れながら、緻密な成分計量に基づいて、独特の繊細かつ優美な作品を生み出した。

1902年 - ユダヤ系の医師の娘としてウィーンに生まれる。

1922〜1926年 - ウィーン工業美術学校でミヒャエル・ポヴォルニー (Michael Powolny) に陶芸を学ぶ。

1937年 - パリ万国博覧会で銀メダルを獲る。

1938年 - ナチス・ドイツによるオーストリア併合後、イギリスに移住。

1939年 - ロンドンの一角にあるアルビオン・ミューズに移る。

1946年 - ハンス・コパー(en、1920- 1981年)が工房に参加。

1951年 - ロンドンのバークレー・ギャラリー (Berkeley Gallery) でハンス・コパーと共同展。

1960年 - キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで教鞭を執る(1972年まで)。

1964年 - 東京の国際陶芸展に参加。

1969年 - ロンドンの王立芸術学院より名誉博士号を授与される。

1972年 - ハンブルク美術工芸博物館(de)で『Lucie Rie - Hans Coper Keramik』展。

1981年 - CBEを受勲。

1989年 - 草月会館と大阪市立東洋陶磁美術館で個展。

1990年 - 脳梗塞で倒れ、以降、陶芸を続けることが不可能となる。

1991年 - 大英帝国二等勲爵士の称号を贈られる。

1994年 - メトロポリタン美術館でハンス・コパーとの共同展。

1995年 - 脳梗塞により、ロンドンにて93歳で他界。