vol.131 繋ぐ 

中西洋人

Hiroto Nakanishi

2021. 2.19(金) - 3.7(日)

open : 13:00 - 19:00

close : 火曜・水曜

オンラインによる作品の閲覧・お問い合わせは ARTSY 弊ギャラリーサイトよりご覧ください。www.artsy.net/nao-masaki

中西洋人Hiroto Nakanishi (1984-)木彫 Woodcarving

愛知県名古屋市生まれ、滋賀県北部在住。木工を学び、家具制作を始める。2008 年に工房開設、素材をみつめ制作を続ける。2010より個展を中心に活動 2011 秋、滋賀県へ移住。

Gallery NAO MASAKIにて

<個展>2014「その姿」, 2015「象る」, 2017「現す arawasu」,2019「宿り木」<グループ展>2012「貌 KATACHI」, 2013「something new,with feel art 10」2019 アートフェア東京2019出品 ,「辻徹追悼展 -現-」, 2020 青花の会|工芸祭2020 , 特別企画展「編む~桑名・MARUYO HOTELにて~」

「時というカタチを繋ぐ」

 

木彫家、中西洋人によって木塊から生み出される繊細なかたち。様相は土器のようであったり、綱のようであったり様々である。

 

「自分が今、手をいれなければ目の前で朽ち欠けていく存在がある。手を加えることで最後に形をあらわして繋ぎ止める瞬間が心地良く、木々に導かれながら形を現している。自分がしていることはバラバラになっていく存在をつなぎとめていく行為なのかもしれない。」と中西はいう。

 

確かにロープという表現も絡み合ったものをほどき、時をつなぎとめていく感じがするし、貝殻の模様が生み出している形は、時間の年輪そのものだ。自然の中で現れる木々の姿は、過ぎていく時が作り出しているもので、そこに一人の人間が手を加えるという行為は中西洋人という繊細な人物にとって、大いなる存在への尊厳と対峙することであり、限りない葛藤との隣合わせということをまざまざと感じる。そして、その行為の先に生まれた形は理由なくして美しいということが彼にとっての救いであり、喜びであるように、我々はともに感動を享受するものである。

 

Gallery  NAO MASAKI

​正木なお